脂肪酸と病気の関係

イコサノイドという生理活性物質の働きが問題だそうです。イコサノイドというのは、EPAやジホモーγーリノレン酸、アラキドン酸などからつくられるそうです。
イコサノイドというのは、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなどの総称ですが、数多くあるイコサノイドというのは、からだを異物の攻撃から守るために一過性の炎症反応を起こして対抗するそうです。
ただし、これが慢性的に起こると自らの組織をも攻撃してしまうというのです。

nー3系とnー6系の摂取比率というのは、1:4の割合がよいそうです。けれどファストフードなどで食生活は大きく変化していて、1:14と大きく崩れているそうです。
先進国のリノール酸摂取は必要量の10倍にもなっているそうで、日本でも5倍も摂っているそうです。(アメリカ国立予防衛生研究所)